理事長所信
明日への懸け橋~つながりの中にこそ未来がある~
JCは、思い出を語る団体ではない、未来を語る団体である。
JCとは、人生を生き抜く力を体得する道場であり、
JCで過ごした時間は、生涯を通じた成長の糧とされるべきである。
これまで積み上げた歴史に感謝して、この時代の担い手として
自分に恥じない、そして子どもたちに誇れる生き方を実践していこう。
はじめに
私たち(社)久留米青年会議所は、2008年度に公益社団法人格取得に向け、大きく舵を切りました。そして、創立55周年となる2009年度では、地域コミュニティとの関わりを深くし、市民と共に行動していくための事業を展開してきました。2010年度からは、公益社団法人としての担いを全うするためにも、事業をやり遂げるだけではなく、やり続けていくことが重要になっていきます。今後さらに市民から必要とされ、説得力ある団体となるためには、私たち自身が成長していかなければなりません。まずは、自分自身の足元を見つめ直すことから始めていくべきです。
JAYCEEとしてのつながり
JCにはたくさんの素晴らしい仲間との出逢いがあります。メンバー同士が膝を突き合わせて共に学び、大いに語らい、共に汗をかくことで、未来を語ることのできる生涯を通じた大切な仲間を得ることが出来ます。また、お互いが切磋琢磨することで、時には自分の足りなさに気付き、自分自身の成長の糧となっていきます。だからこそ、JCに入会したからこそ得られるJAYCEEとしてのつながりをさらに強くするために、一つひとつの出逢いを大切に意識すべきです。
また、活動の根幹である例会や委員会、与えられた事業をただ漫然と行うだけでは、メンバーがJCに時間を費やす事に対して理解を得られるはずがありません。メンバー一人ひとりが、明確でわかりやすいビジョン(目的・目標)を考え理解することがより大切になっていきます。そうすることで、メンバー一人ひとりが、JC活動に向かう時の気持ちも活動で得られることも違ってくるはずです。その結果、自分自身の活動に対して自信を持ち、それぞれが素直に感じているJCの魅力を様々な人に伝えていくことが、多くの仲間を拡げていくことにつながっていくはずです。
JC活動の意義
私たちは、多大な労力と時間を使いJC活動を行っています。事業所の支援、家庭の理解を得てこそ活動ができているのに、ただ漫然と参加するだけでは自分を支えてくれている人たちに申し訳が立ちません。だからこそ、その想いに感謝し報いるために、常になにかを感じ自分自身の成長につなげることを意識しながらJC活動を行っていくべきです。そして、その活動を通じ自分自身を高め、次代を担うものとして、各々の事業所の向上へとつなげていくことが求められているはずです。また、あなた自身の言葉でJCメンバーであることを、何のためにJC活動を行っているのかを、自分の周りの人たち(事業所や家庭・友人・知人)に対して胸を張って伝えて下さい。それが、自分自身の成長へとつながっていくはずです。
地域の中での役割
地域の一市民であるJAYCEEとして、より公益性のある事業を市民から求められる団体として、私たちは地域の中での役割を全うしなければなりません。私たちの事業所や家庭も、地域コミュニティの中に属しています。そうであるならば、地域コミュニティでの役割をないがしろにしては、JCとしてどんな高い理想を掲げても、その想いは伝わるはずがありません。今こそ、私たちメンバー一人ひとりが、地域の中でそれぞれの担いを全うすることこそ、私たちのあるべき姿の第一歩です。そこで初めて、JCとしての発信が市民に対して説得力あるものになっていくはずです。
また、「明るい豊かな社会」の実現に向け、私たちが一番真摯に向き合わなければならないのは、次代を担う地域の子どもたちです。しかし子どもたちの眼に私たちの姿は今、どのように映っているのでしょうか。子どもたちは私たちの鏡です。私たち大人が、己を律し、当たり前のことを当たり前にやる事が出来れば、きっとその背中を純粋なこころで見てくれることでしょう。だからこそ、子どもたちの明るい未来に向け、私たちは背中で伝えていかなければなりません。それが親として、社会人として、地域の大人として、そしてJAYCEEとしての担いであり使命なのです。
懸け橋であり続けるために
人は一人では生きていけません。たくさんの人に支えられ、勇気を与えてもらっていることに感謝をしなければなりません。その感謝を通した人としてのつながりの中にこそ、私たちの望む確かな未来につながっていくものがあるはずです。私たちが、この世に生を受けたということは、それぞれに必ず使命があるのです。さらに、JAYCEEのつながりが、家庭と地域、事業所と地域、地域と地域の懸け橋となり、私たちのまち久留米の次代を担う子どもたちの夢と未来の懸け橋となるはずです。それこそが、(社)久留米青年会議所が、地域に対して説得力と訴求力のある団体であり続けることにつながり、この地域の「明日への懸け橋」へ向けて邁進していく原動力となるのです。

社団法人久留米青年会議所
第56代理事長 楢原 伸司













